進路指導・講座
進路指導
本校では、全員が大学進学を志望し、東京大学や九州大学医学部をはじめとする難関大学に毎年多数進学している。これは、生徒諸君の恵まれた素質と中高一貫の独自のカリキュラムによって実現したものである。
本校の生徒諸君は「誠意」「立志」「克己」をモットーに、同じような高い志望を抱く友と楽しく切磋琢磨し、本物を目指す。その過程で勉学の厳しさや友と誠実に精進して達成できた時の喜びを味わう。
進路の選択・志望の確立のために、適時に各種の情報が提供される。卒業生のレポートをまとめた「志望の確立」、大学入試の結果をまとめた「進学ガイド」、合格者が後輩のために綴った「合格体験記」が毎年生徒諸君に配付される。また、総合学習の一環として「社会見学・進路講座」が設けられ、「進路講座」では本校卒業生が、変革期にある大学・学問・研究の実績や、様々な職業の世界について、体験的・実践的に熱く語りかける。大学に入った後や社会人となってからの本校の先輩・後輩の関係も深まっている。

本校にはマン・ツー・マンの指導が生きている。成績資料は丹念に分析・検討される。学年や教科で検討され、さらに校長・全職員が参加しての検討会が開かれ、長年蓄積している独自の資料に基づいて、教職員により真剣で活発な討論が繰り広げられる。その結果、枠にとらわれない柔軟で機敏な対応がとられ、一人ひとりの生徒への的確な指導・助言がなされる。「日々研鑽」、生徒諸君のみならず、教職員が互いに活力を交換し、日々研鑽を積んでいる。個人の志望が達成されることを、本人と教員の集団、そしてご家族の喜びとして分かち合うのである。
進路講座
本校では総合的な学習の一環として、中学3年生及び高校1年生を対象に、進路講座を年2回開催しております。
これは、「先輩方の人生の歩み・仕事の内容を学ぶことにより、時代の流れやその要請、社会、職業の実態を知り、自己の進路決定のよりどころとする」ことを目的としたものです。
本校同窓会のご協力のもと、「一般」、「企業」、「環境」、「司法」、「行政」、「教育・研究」、「医療・生命科学関連」の7分野に関して、第一線で活躍されている同窓生を講師として招聘しております。
生徒は各回とも希望の2講座を選んで聴講し、また、質疑応答や討論を通して、自己の進路に対する思索を巡らせています。


【平成27年度の様子(一部)】